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アナクアの独自性

ボブ・ロメオ著
アナクア最高経営責任者

クライアントにフォーカスをしたソリューション

2019年の知財ソフトウェア・サービス業界は、複数の企業やソリューションプロバイダの間で製品ラインの再構築が行われたり、買収統合を考慮したソリューション構想が発表されたりと、騒がしい時期が続いていました。そのような業界の動きの中で、アナクアの基本は「クライアント」であるという軸をもとに、クライアントに焦点を合わせたビジネス戦略をとり続けています。

2019年末に開催された、アナクアマネジメント・オフサイト会議でも、どの様にクライアントに最良のソリューションやサービスを提供したらよいか、どの様なソフトウエア、分析、サービスの統合がユーザーエクスペリエンス向上に繋がるのかに焦点をあてた議題が話し合われました。 私たちのクライアント中心のアプローチは、より深いレベルでの本当の意味でのソフトウェア統合やプロダクト・ロードマップを定める基礎となっており、知財ソフトウエア業界においてアナクアを他社と差別化するものであると信じています。

クライアントのビジネス成功がアナクアの成功

アナクアの創設者であるブリティッシュ・アメリカン・タバコ社そしてフォード社の知財幹部が、ANAQUAプラットフォームの初期仕様を構築した時、企業知財ソフトウェアの新しいあるべき姿を定義しました。そしてそこで、クライアントの意見やフィードバックに力を与え、それらをダイレクトに製品開発に反映させる構想が描かれました。

それから15年、私たちはクライアントと連携することで、業務を容易かつシンプルにするためのソリューションを開発する指針を得ながら、クライアント・ファーストの主義を貫き続けています。アナクアのビジョンは、クライアントの知財管理の生産性やクオリティを高め、業務から最良の価値を生み出すソリューションを提供することであり続けています。

アナクアは、素晴らしいイノベーターや革新的な企業とパートナーシップを結んでおり、概念化から審査や保護・権利化まで、時に複雑になる企業の知財ライフサイクル全体に対応するサポートを提供しています。アナクアの知財管理ソフトウェアとサービスにより、企業は知財資源から真の競争優位性を得ることができ、特許事務所は知財実務を差別化し、競争力を高めることが可能となります。

アナクアは、クライアントで構成されるクライアント・ワーキンググループと構造的につながりながら、製品ロードマップを描いています。ここから、クライアントの価値創出を推進する補完的能力をターゲットにした追加の機能獲得戦略も導きます。

アナクアのクライアント・ワーキンググループには64もの異なる企業が参加し、100人以上の知財マネジメントと知財弁理士が当社のリーダーシップのもと連携をして、彼らのビジョンを現実化しています。つまり、クライアントが興味を持つ機能でなければ当社の製品ロードマップに含まれることはないのです。

クライアントのニーズは刻々と変化するため、アナクアのソリューションも常に変化を続けています。何年もの間、クライアントとの連携から得られる貴重なフィードバックを活かして製品開発を行い、市場で最高レベルのソフトウェアを生み出すことを優先課題としてきました。これは2019年にリリースされたAQX(ANAQUA Version X)の機能強化でも基盤となりました。私たちはクライアントの声に耳を傾け、クライアントが活用できる機能を搭載したソリューションへとアップグレードを行いました ― それは、シンプルなユーザーインターフェースを持ち、ユーザーがダッシュボードや知財分析にスピーディーにアクセスすることができ、今まで費やしていた膨大な調査時間を短縮できるようになるソフトウェアプラットフォームでした。そして、AQXにより知財ポートフォリオ戦略と事業目標を整合させるサポートの提供が可能になったのです。

統合されたソリューションの提供

ソリューション提供開始初期から寄せられたクライアントニーズに応え、アナクアは一元化された知財管理システムの開発を業界パイオニアとして牽引してきました。特許、商標、意匠、企業秘密、および契約の知財ライフサイクル全体を一元管理、自動化できる、史上初のソリューション統合されたプラットフォームを生み出しました。これを、私たちは「ビジネス・知財プラットフォーム」と呼んでいます。このプラットフォームは、ビッグデータ分析機能から得られる知見や、知財ビジネス管理において重要なツール、ベストプラクティスを基にした業務フローやサービスを、1つの効率的でスマートなプラットフォーム環境に統合しています。これにより知財の専門家は知財戦略を事業戦略と整合させ(その逆もまたしかり)、より確かな情報に基づき優れた知財判断をスピーディーに下すことが可能になります。

アナクアのテクノロジー・リーダーシップは、クライアントと連携をすることで、クライアントをエンパワメントする(影響力・力を持たせる)文化により牽引されてきました。

これによりクライアントは、変化する要件や優先順位に合わせたソリューション開発への直接的な影響を持つことが出来ることになっています。つまり、アナクアの機能性は実際にソリューションを使用する、専門的実務家によって形作られているのです。アナクアの業務フロー、分類法、そしてテンプレートには、知財の実務的専門知識が組み込まれているのです。

そして、クライアントの成功を後押しするアナクアのビジネスモデルは、市場で最高品質の知財ソフトウェアとコンサルティングサービスを提供することにより完結します。

このミッションを達成するため、ここでもクライアントと緊密に連携し、ここでは長期的観点からのソリューション戦略ロードマップが描かれます。

このプロセスで、現状とのギャップ(機能的な能力や人材など)とそれを埋める機会を特定し、ソリューション戦略を達成するためにどのような要素を構築したり獲得したらよいか、またはパートナーシップの必要性があるかなどを特定しています。この流れにより、ANAQUAソリューションのインフラ、安定性、セキュリティや業界最高クラスの業務フロー・コンフィグレーションといった強みを活かしながら、戦略的に新しいテクノロジーを取入れることが可能になり、ソリューションが洗練されたソリューションとなるのです。例えば、アナクアでは、ANAQUAプラットフォームのUI/UXやパフォーマンスを高め、スマート化を推進するツールにおいて、新しいテクノロジーやレイヤーを採用しています。

アナクアのこれから

2019年にみられた知財ソリューション業界における統合・再構築が知財実務家やエンドクライアントにどのような影響を与えるかは、いずれ明らかになるでしょう。

最近まで、組織が新しいソフトウェアプロバイダに移行する理由は限られていました。しかし現在は、ソリューションプロバイダを再評価し、それが事業にとって正しい選択であるかを判断することが重要な時代となりました。2019年に見られた知財ソリューションプロバイダ合併の波、伝統的な事務作業のみをサポートする製品と次世代の知財ビジネスプラットフォームとの価値やギャップの広がりは、現在の知財業務に求められることを再評価する、良い機会となるのではないでしょうか。

私は、現在の業界の流れは、革新的な知財組織や業界をリードする知財ソフトウェアプロバイダにとって、価値を創出するまたとない機会であり、2020年はその素晴らしい幕開けとなるのではないかと考えています。アナクアではエクゼクティブチームのメンバーも私自身も、知財業界の舵を取る皆様と色々な意見を交わせる機会が多々ある年となる事を願っています。