次世代AIソリューションでAQX知財総合管理プラットフォームを拡充するとともに、中・小規模知財チームの知財管理を支援する新しいAIネイティブ知財管理プラットフォームの提供開始を発表
2025年9月3日東京– イノベーションと知財管理ソリューションおよびサービス分野における業界トップクラスのプロバイダーであるアナクア社(Anaqua)は、知的財産管理と最適化の在り方を大きく前進させる、画期的なAIネイティブ知財管理ソリューションの日本市場における提供開始を発表しました。この新ソリューションは2026年前半に提供開始予定で、9月10日から12日に東京ビックサイトで開催される「2025年 知財・情報フェア&コンファレンス」にて先行プレビュー公開されます
「知財の専門家は、常に新しい価値を生み出し、効率的に業務を進める方法を見つけ出すことを求められています」と、アナクアCEO( 最高経営責任者)のジャスティン・クロッティは述べています。「今回、アナクアはAIの力を活用し、日本の知財チーム固有のニーズに応える革新的なソリューションの提供を開始します。業界では類例のないこの「知財AIソリューション」は、AQX®知財管理プラットフォームにテクノロジー統合されるとともに、中・小規模の知財チームに対するシステム提供力を拡充します。アナクアの目標は、クライアントが知財オペレーションを変革し、知財から価値あるビジネス成果を生み出すことを支援することです。」
知財総合管理システム統合AIソリューション:
アナクアは知財管理システム業界を牽引するAQX®総合知財管理プラットフォームに強力な新しい知財AIソリューションを搭載し、システムイノベーションをさらに前進させます。これらの新しい知財AIソリューションは、知財チームがよりスマートな業務遂行を実現できるよう設計されるとともに、知財に対する戦略的な洞察をさらに深め、業務効率を高め、戦略面・実務面の両側面において大きな成果を実現する支援をもたらします。
AIドケッティング 機能拡張 – アナクアの「各国特許庁書類取り込み効率化ソリューション」に搭載されている既存テクノロジーを基盤に強化されたAIドケッティングは、各国特許庁の書類だけでなく、電子メール、契約書、請求書、譲渡契約からのデータ抽出と検証も自動化することで、知財オペレーションを次のレベルへと引き上げます。この機能は、入力情報を自動で読み取り処理し、蓄積されたデータとの不一致点を検知して通知、さらにワンクリックでデータの一括更新をサポートします。手作業でのデータ入力を排除することで、管理業務の負荷を大幅に削減し、知財チームにおける期限・文書・コンプライアンス管理の在り方を変革します。
AI IDS管理(AI情報開示書管理) – 関連申請や審査官レポートから引用文献を収集・集約し、情報開示書(IDS)の分析と作成を自動で行うシステムです。特許庁の要件遵守を確実にし、手作業での照合作業を削減します。AI IDS管理は、コンプライアンスの強化促進を支援し、ペナルティを回避するとともに、管理業務の負荷を軽減します。
AI文書分析・翻訳・レポーティング – AIアシスタントにより、知財プロフェッショナルは自然言語で複数の文書を確認することが可能になります。さらに、知財・法務分野に特化した高度なAI翻訳エンジンにより、遅延のないシームレスなグローバルチームとの連携を実現し、翻訳内容が法的・技術的な精度要件を満たすことを支援します。また、AIレポート機能は、長大または複雑な文書を取り込み、複数の情報源からのアップデートを一つのレポートに統合することが可能です。これにより、関係者間での数時間に及ぶ手作業での読解を行うことなく、常に最新情報を共有・把握することが実現できます。
AIオンラインブランド保護 – オンラインマーケットプレイス(ECモール)、SNS、ウェブサイトを監視し、侵害品や模倣品の出品を検知するAI搭載システム。ブランド価値の毀損や偽造品による収益損失を防ぎます。画像認識とテキストマッチングを用いて不正利用を特定し、リスクに応じて優先度を判定する支援を提供します。
スマートイノベーション – AIを搭載したエンジンが、研究開発チームの未活用のイノベーションを掘り起こし、重複する開示を排除し、知財創出の可能性とスピードを高めます。煩雑で時間のかかる管理業務から知財そしてR&Dチームを解放し、イノベーション創出に注力をする環境実現を支援。部門横断・国境も超えるコラボレーションを促進します。
中・小規模知財チーム向けAIネイティブ知財管理プラットフォーム:
新たなAI機能が、この日本の中・小規模知財チーム向けに設計されたAIネイティブ知財管理プラットフォームの基盤となります。このプラットフォームはシンプルで使い勝手の良さを追求したシステムで、世界中の関係チームとリアルタイムのコラボレーションを可能にし、世界中の知財データを一元的に提供するとともに、AIによる自動化で生産性と効率性を高めることを実現する支援を提供します。2026年上半期に提供開始を予定するこのシステムは、業務の効率化、手作業による業務の削減、戦略的意思決定の強化推進を支援します。
このプラットフォームには、AIドケッティングをはじめとする強力な機能が搭載されています。AIが文書を知的に読み取り、案件との照合、更新処理、期限の作成、応答文書ドラフトの準備までをワンクリックで実行し、大幅な時間削減を可能にする支援を提供します。さらに、日本特許庁とのシステム連携、AIコパイロット、知財費用予測、ワークフローエンジン、権利更新管理といった機能により、知財プロフェッショナルは知的財産業務のあらゆる側面を単一のプラットフォーム上で管理することができるようになります。
「AQX知財総合管理プラットフォームにテクノロジー統合されるAIソリューション、そして新しいAIネイティブ知財管理プラットフォームは、知財オペレーションを変革し、知財チームが手作業に時間のかかる業務ではなく、より付加価値の高い業務に集中しながら生産性を向上させることを可能にします」と、アジア太平洋地域ゼネラルマネージャー兼日本法人代表取締役社長の足立和泰は述べています。
「アナクアは、ローカライズされたユーザー体験、ワークフロー、そして日本特許庁とのシステム連携を備えたこれらのAIソリューションを知財・情報フェアで披露することで、アジアにおける知財管理の未来を形づくる主要なプレイヤーとしてのアナクアの地位を強化していきたいと考えています。」
アナクア社について
アナクアは、業界トップクラスのシステム統合された知財管理テクノロジーソリューションとサービスを企業そして特許法律事務所向けに提供しています。アナクアのAQX®およびPATTSY WAVE®そしてRightHub®には、業界ベストプラクティスをもとにしたワークフローやビッグデータ分析機能、情報に基づいた知財戦略や意思決定、知財業務を効率化するスマートなビジネス業務環境を可能にするテクノロジーがさまざまな事業分野のニーズに対応する形で統合されています。アナクアのソリューションは、米国の特許申請数トップ100の企業やグローバルブランドの半数以上に採用されているほか、世界中の多くの特許法律事務所でも利用されています。知財管理のニーズを満たすソリューションとして知財エグゼクティブ、弁理士、弁護士、パラリーガル、知財関係者、発明者など、200万人以上のユーザーに世界中で使用されています。本社を米国ボストンに構え、米国各地、ヨーロッパ、アジア太平洋地域そしてオーストラリアに拠点を有しています。会社詳細は、ウェブサイトanaqua.comまたはLinkedInをご覧ください。
Company Contact:
Kyoko Tsurumi | 鶴見恭子
Associate Director, Marketing and Communications
マーケティング&コミュニケーション アソシエイト・ディレクター
Anaqua
+1-617-375-2655
ktsurumi@anaqua.com
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