アナクアについて
会社沿革
アナクアは米国ボストンに本社を置く非公開企業で、ヨーロッパそしてアジアに拠点を構えています。
アナクアのソフトウエアとサービスは、企業や特許法律事務所が知財から真の競争優位性を得ることを支援します。20年前、フォード・モーター・カンパニー (Ford Motor Company) そしてブリティッシュ・アメリカン・タバコ (British American Tobacco) の知財管理のリーダー達により設立されたアナクアは、知財ソフトウエアに存在するギャップを埋めることを目的としていました。当時は既存の商用システムや自社開発のシステムを集めた環境の中で知財を管理していたことから、データの信頼性の低さなどにより知財に対するコストやリスクは高まる一方でした。彼らはこの問題を解決するため、知財向けの新しいウェブベースの総合型システムについてコラボレーションを図り、特許や商標、意匠、企業秘密、契約に関する知財実務の全過程の管理を自動化できる包括的なソフトウェアプラットフォームを共同で検討しました。このコラボレーションの結果として生まれたものが、世界初のウェブベースの知財向け統合型プラットフォーム「Anaqua」の起源となりました。
コラボレーションによりシステムが創出されたという背景をもとに、設立当初からアナクアのテクノロジ-と製品に対するイノベーションは、ユーザーであるクライアントにより牽引されてきました。今日、アナクアのAQX ® 知財管理ソフトウエアは、世界中の企業や知財法律事務所の知財エグゼクティブ、弁理士・知財弁護士、パラリーガル、業務管理者などの100万人にも及ぶユーザーに使用されています。多くの世界的企業そして革新的な製品が、AQXソフトウエアプラットフォームを通じて概念化され、評価され、保護され、収益化されています。
これまで、アナクアは有機的な成長とテクノロジーの買収などにより飛躍的に成長してきました。知財管理ソフトウエアソリューション企業のLecorpio ®と合併し、イノベーション管理ソリューションプロバイダーのideaPoint™、特許分析ソフトウエアソリューションのAcclaimIP™、知財IP管理ソフトウエアおよび業務プラクティス自動化プロバイダーのPATTSY WAVE ®を買収しています。
2021年には、グローバル知財費用推定ソフトウエアプロバイダーのQuantify IP、知財サービス企業のActio IP、そしてAPIベースのコンテンツ統合・移行ソフトウエア製品のプレミアムプロバイダーであるコネクティビティ (旧 See Unity)™を買収しました。その後、2022年にPractice Insight Pty Ltdを買収し、同社のタイムキャプチャソフトウェアWiseTime ®を買収しました。
これら戦略的買収は、アナクアの企業および特許法律事務所市場における成長戦略を加速させ、昨今の知財管理市場の多様化そして進化するニーズに対応する知財ソリューションを提供するというアナクアのコミットメントを後押ししています。
アナクアは、必要に応じた買収や製品に対する投資を続けることで卓越性を追求しています。アナクアが提供するシステムやツールそしてサービスは、単に現状維持されメンテナンスが行われるだけではなく、一連のソリューションやサービスを補完するためにクライアントとのコラボレーションも反映した形で戦略的に統合され、強化されています。次世代知財ソリューションとしての製品・サービス郡を拡大しながら、グローバルに顧客ベースを展開するアナクアは、世界中のイノベーターをサポートし、知財を通して世界にポジティブなインパクトを与えることに専念しています。