アナクアについて
会社沿革
アナクアは米国ボストンに本社を置く非公開企業で、ヨーロッパそしてアジアに拠点を構えています。
フォード・モーター・カンパニー (Ford Motor Company) そしてブリティッシュ・アメリカン・タバコ (British American Tobacco) の知財管理のリーダー達により2004年に設立されたアナクアは、知財ソフトウエアに存在するギャップを埋めることを目的としていました。当時は商用システムや自社開発のシステムを寄せ集めた環境の中で知財を管理していたことから、データの信頼性の低さなどによりコストやリスクは高まる一方でした。彼らはこの問題を解決するため、知財向けの新しいウェブベースの統合型システムについてコラボレーションを図りました。つまり、特許や商標、意匠、企業秘密、契約に関する知財実務の全過程の管理を自動化できる包括的なソフトウェアプラットフォームを共同で検討したのです。このコラボレーションおよび結果として生まれたものが、世界初のウェブベースの知財向け統合型プラットフォーム「ANAQUA」の起源となりました。
設立当時からアナクアの業界をリードするテクノロジーと製品イノベーションは、ユーザーであるクライアントを中心にしたアプローチから成り立っています。現在、アナクアのAQXソリューションは、企業や特許事務所の知財管理責任者や弁護士・弁理士、パラリーガル、発明者といった100万人ものユーザーに世界中で利用されています。世界で知られるブランドや革新的な製品の多くが、AQXを通して発明提案、評価、権利化、保護され、ビジネスの成功に役立てられています。
過去2年間においては、知財管理ソフトウエア会社のLecorpio、発明管理ソリューションプロバイダのideaPoint、そして業界をリードする特許分析ソフトウエアソリューションのAcclaimIPを統合し、アナクアは企業規模を2倍に拡大しました。
また、2020年7月には、知財管理ソフトウエアそして業務自動化プロバイダであるO P Solutionsを買収しています。この買収は、アナクアの特許事務所戦略を加速化すると共に、昨今の知財管理市場における多様化そして進化するニーズに応える知財ソリューションを提供するというアナクアのコミットメントをサポートしています。
O P Solutionの代表製品であるPATTSY WAVE® が、変化する特許事務所の要件に応える支援を提供するために、特許事務所市場に特化した個別ブランドとしてAQX特許事務所向けソリューションに加わっています。
次世代知財ソリューションの製品ポートフォリオそしてクライアント基盤をグローバルに拡大しつづけながら、アナクアは進展するイノベーションをさまざまな方法で世界中でサポートしていきます。