医薬品を中心とした知財の管理を活用、管理にまつわるリスクを低減しながら市場における独占性を最大化
AQXファーマ知財管理 (AQX Pharma™ IP Management ) は、製薬会社が医薬品のライフサイクル全体を通して知財と医薬品の関係にフォーカスすることを可能にします。このプラットフォームは、組織全体でより多くの情報に基づいた意思決定を支援します。タイムライン、収益貢献度、費用などを関係者が確認出来る共通の機能を使用することで、知財・医薬品データを入力、追跡、紐づけるための高効率な手法が提供されます。
AQXファーマは、総合知財管理プラットフォームであるAQX知財総合管理ソリューション (AQX® Corporate) と同様の動的機能を、追加のデータフィールド、メタフィールド、および医薬品固有のツールとともに提供しています。
世界市場における独占性の最大化
新薬の開発を最大限に活用するために、製薬会社は販売国ぞれぞれの市場の独占性を最適化することに注力する必要があります。AQX Pharma (AQXファーマ) は、医薬品、特許、国ごとに市場独占性を追跡、確認する柔軟な手法を提供しています。
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独占期間の終了日や推定販売承認日など、医薬品ライフサイクル内の重要な日付を追跡しながら各国における知財および医薬製品の準備状況を可視化
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世界の特許存続期間延長及び補充的保護証明書 (SPC) や製品及び特許レコードに関連する法定登録リスト (米国FDAオレンジブック) を明確に把握、より情報に基づいた時期に関する判断などの意思決定を実現
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米国オレンジブック分析レポート™を活用して、製品計画または詳細な競合分析のための医薬品および特許のライフサイクルにおける全体像を把握
作業量とリスクを低減しながら法定報告要件に準拠
期限やデータ要件が異なる各国固有のレジストリレポートを最新の状態に保つための作業量は少なくありません。AQX Pharma (AQXファーマ) は、この反復的でありながら重要な作業を自動化および簡素化することで、毎月の作業時間を短縮しながらもコンプライアンスへの準拠を行うための支援を提供します。
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業務フローの自動アラートによりレジストリ期限を容易に管理
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各国レジストリに必要なデータ要件への正確な対応を促進
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レジストリに必要な情報収集にかかる作業量を軽減しワンクリックで必要なレポートへアクセス
知財と医薬品のライフサイクルの関連付けにより知財管理をさらに改善
AQX Pharma (AQXファーマ) は、医薬品を中心に特許、商標、ライセンスなどの知財案件が紐づけられるため、知財資産の概要や保護する医薬品との関係性を容易に把握することが可能になります。
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重要なビジネスプロセスと法的要件を確実に満たすための製品ベースの自動業務フローを設定
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臨床試験や市場販売承認などの製品ライフサイクルのステージゲートに基づいたレポートを活用し知財管理の準備状況を確認
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PatSnap Synapse (パットスナップシナプス)からステージゲートレビューにおける意思決定に必要な外部の医薬品、化学薬品、知財情報へアクセス
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バーチャルパテントマーキング(特許表示)、パテントボックス税制における優遇制度、侵害、新薬開発、ライセンス供与、売却などを含む、成長、成熟、減退の各段階に対応した医薬品ライフサイクル管理プロセスを活用して時間と費用を節約
知財費用と収益貢献に対する洞察により情報に基づいた意思決定を実行
AQX Pharma (AQXファーマ) は、知財費用を詳細に追跡・予測できるだけでなく、各国の関連医薬品に基づいて知財貢献度を算出し、費用対価値を確認することができます。
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医薬品別、国別の知財費用および関連製品知財貢献収益を確認、報告
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各特許が対応するすべての医薬品における収益貢献度を確認
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各特許の収益貢献を集計、収益貢献が大きい特許/ファミリーを特定
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個々の医薬品ベースでは収益貢献価値が低いが複数の製品に関連するため重要度の高い特許など隠れた価値を特定
アナクアが他の知財管理プロバイダと異なる点は、システム導入時など初期段階からアナクアのチームと多くのコラボレーションが行われるという点です。