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ブログ

~知財の連携・コラボレーション・改革を促進するアナクア

知財ビジネス管理 | 知財費用管理 | 特許管理 | 商標管理
Tags: AQX知財総合管理ソリューション, AQX イノベーション管理, Foreign Filings

AQX 10.6バージョン

 

アナクアの知財管理ソリューションAQX ® 10.6 バージョンには、案件情報を異なるシステムに登録する際に発生する重複作業を排除できるAnaqua Connect™(アナクア・コネクト)、費用の大幅な削減と作業負荷そしてリスクの低減を実現するForeign Filing Services(外国出願サービス)のシステム統合、知財ライフサイクル全体を通して発明のスピードを加速することを可能にするAQX® Innovation Management(AQX イノベーション管理)などが含まれています。

 

アナクアは、企業や特許法律事務所向けの知財管理ソフトウェアの最新バージョン、AQX 10.6をリリースしました。このリリースの主なアップデートは、組織の知財に関する連携、コラボレーションそして改革を支援するように設計されています。AQXの新機能により、次のことが可能になります。

連携

  • Foreign Filing Services(外国出願サービス)- PCT出願やEP有効化手続に関連する費用の大幅な削減、管理上の負担を軽減します。ユーザーは、見積りの要求、発注、発注の詳細の閲覧をAQXから容易に行うことができます。
  • IP Cost Forecasting(知財費用予測 – Global IP Estimator ® –Portfolio(グローバルIPエスティメーター・ポートフォリオ)を通して拠点のある各地域など、世界中の予測される知財費用を可視化し、ワークフローを合理化します。
  • DocuSign® & Adobe Sign(ドキュサイン&アドビサイン) – 電子署名を使い署名そしてそのトラッキングにより、紙への押印や署名、印刷、スキャン、アップロードなどの作業が排除されます。

コラボレーション:

  • Anaqua Connect™(アナクア・コネクト) – 大幅な自動化により人的エラーのリスクが軽減、クライアントや事務所と効率的にそして効果的に協業を行うことが可能になります。また、事務所と企業組織間の知財データ交換を自動化することで、案件情報を異なるシステムに登録する際に発生する重複作業を排除することが可能になります。

改革:

  • AQX Innovation Management(AQX イノベーション管理)– エンゲージメントと創造性を引き出す仮想ハブにより、イノベーションのライフサイクルを加速、イノベーションの迅速な市場参加を可能にします。

 

アナクア プロダクトソリューション部門のディレクターを務めるJasmine Cruz(ジャスミン・クルス)は、10.6バージョンのリリースとアップデートの背景について以下のように語っています。

 

これら機能拡張を含むリリースの背景にはどの様なクライアントの共通課題がありましたか?

 

知財プロフェッショナルは、報告機能の向上、知財ポートフォリオの可視性の向上、知財プロセスの自動化に役立つツール、費用予測を求めていました。また、知財ライフサイクルの各段階で知財チームを支援する、堅牢な報告および意思決定ツールを必要としていました。
AQXのバージョンアップデートによりユーザーは、Annuity Decision Report™(更新要否判断レポート)を使用してさまざまな方法でデータを視覚化し、事業や出願戦略の管理方法に関する決定を予測することができるようになりました。

 

また、新型コロナウイルス感染症の流行以前でもすでに多くの(欧米)特許事務所が電子署名を推進し、クライアントに電子署名を使うよう依頼したりしていた背景がありましたが、現在の環境下で作業環境のリモート化が進み、その機能の重要性に対する理解がさらに進みました。今回のバージョンアップでは、DocuSign(ドキュサイン)とAdobe Sign(アドビサイン)による電子署名機能が強化されました。このリリースによって、AQXのすべての機能が次のレベルに引き上げられたと考えています。

 

この新しいバージョンのリリースについて特に強調したい点は?

 

AQXは様々なソリューションが統合されたソフトウエアプラットフォームであり、日々の知財管理をより効率化し、自動化するように設計されています。新しいバージョンのリリースによって、ユーザーはAnaqua Connect(アナクア・コネクト)の様な強力なコラボレーション(協業)ツールや、堅牢な意思決定分析を簡単に使用することができるようになります。
また、今回ソリューション統合されたForeign Filing Services(外国出願サービス)により、知財に関連する費用の大幅な削減の恩恵を受けることも出来ます。

 

Anaqua Connect(アナクア・コネクト)を使用すると、エンド・ツー・エンドの業務プロセス面でのコラボレーション強化と共に、特許事務所とその顧客との間でのデータ交換の自動化が可能になります。これにより、業務フローがさらにスムーズになり、異なるシステムへの登録時に発生するようなタイムラグなく、特許事務所と企業組織間で同じ情報に同じタイミングでアクセスをすることが可能になります。

 

最後に伝えたいことは?

 

アナクアは、効率向上の鍵になる、知財プロセスのエンド・ツー・エンドの業務フローに注目しています。また、プロセスの各ステップでコラボレーションを向上させる方法にも目を向けています。たとえば、Anaqua Connect(アナクア・コネクト)を使用することで、ユーザーは重複する案件情報管理に付随するエラーを回避し、外部の特許事務所や支援を行う代理人とよりシームレスな関係を築くことができます。これにより、データの品質が維持され、無駄な作業が軽減されます。

 

外国出願については、最大限ユーザーの手間を省ける形で行えるようにしたいと考えました。その結果、今回のバージョンアップによりユーザーは、見積りの取得、補助書類の追加、AQXからの発注送信、そして知財管理ソフトウェア上での出願データの自動同期を行うことが可能になりました。また、特許事務所が代理人の既存のネットワークと継続的に業務を行いながら、ビジネス上の関係を継続的に拡大できるよう支援することにも重点を置いています。代理人の任意選択を提供することによって、特許事務所が自らの選択した代理人との協業を継続できるようにもしています。

 

AQXプラットフォームの利点は、さまざまなモジュールがソリューション統合されていることであり、その統合により、知財プロフェッショナルの業務が効率化されチームのパフォーマンスが向上されたり、さらに高度な知財管理を目指すことが可能になります。
多くのクライアントがその様な恩恵を体験し、「次はAQXでこれを実現したらどうだろうか?」と様々な提案をしてもらえることを、とても嬉しく思っています。Anaquaは、クライアントの声に耳を傾け、その声に応えます。AQX 10.6バージョンは、アナクアとクライアントとの現在進行形のコラボレーションを反映しているのです。

 

「外国出願サービス」は日本語のサービスガイドもご用意しています。下記クリックボタンよりダウンロードしてご利用下さい。